ぬいぐるみがぺしゃんこ!?間違った洗濯方法は変形の原因です!

ぬいぐるみってぎゅっとすると落ち着きますよね。でもそのぬいぐるみ洗ったのはいつですか?洗いたくても「ぬいぐるみの正しい洗いかた」ってよくわかりませんよね。自宅で洗えるぬいぐるみは正しい洗濯方法でフワフワに仕上げましょう!

間違った洗濯でぬいぐるみがいびつな形に!?適当な洗濯は絶対にNGです!

テディベアが変形してしまう!?

洗濯機から取り出してみると「大好きなテディベアが変形してる!」という経験はありませんか?

これはぬいぐるみの「中綿のヨレ」が原因です。
洗濯機の回転によって、ぬいぐるみのなかで中綿がかたよってしまうんです。

「中綿のヨレ」は、自宅でぬいぐるみを洗濯するときに一番起きやすい失敗です。

一度こうなってしまうと乾かしても元には戻らないため、ぬいぐるみの中綿を交換しなければなりません。

こんなことにならないためにも、ぬいぐるみは正しい洗濯方法を心がけましょう!
正しい洗いかたをすれば、ぬいぐるみをフワフワできれいな状態にしてあげることができます。

ぬいぐるみは「優しく手洗い」が鉄則!乾燥は根気強く念入りに!

ぬいぐるみは優しく洗う

自宅でぬいぐるみを洗うときは丁寧に優しく手洗いするのが鉄則です。

いつもの洗濯物と同じ要領で洗ってしまうと、最悪の場合、大切なぬいぐるみが破れることもあります!

衣類とは違い、ぬいぐるみは中綿が入っていてとても型崩れしやすいので、手洗いで優しく洗うのを心掛けるようにしましょう!

まずは自宅で洗えるぬいぐるみかをチェック!

ぬいぐるみを手洗いする前に、まずは自宅で洗ってもいいぬいぐるみかチェックしましょう。

  • 人工皮革や革の部分がある
  • ウールや毛素材でできている
  • 中綿がポリエステル以外のもの
  • 機械や紙が使われている
  • 洗濯機に入らないほど大きなぬいぐるみ
  • 色落ちする
  • 頭や手などのパーツが接着剤で付いている
  • 洗濯タグがついていない

これらに当てはまるぬいぐるみは自宅で洗濯することができません。
たとえ正しい洗いかたをしたとしても、ぬいぐるみどころか洗濯機の中まで大変なことになることもあるので、絶対に洗わないようにしましょう!

白い布を使って簡単色落ちチェック!

色落ちするかどうかは白い布と中性洗剤を使って簡単にチェックすることができます。

白い布に中性洗剤をほんの少しだけつけて、ぬいぐるみを軽くポンポンするだけです。
布に色がついたら、残念ながら自宅では洗濯ができません。

洗面器のお湯につけて優しく押し洗い

押し洗い

ぬいぐるみが洗えるものだとわかったら、さっそく手洗いに取りかかりましょう!

洗面器に入れた40度前後のお湯に、カップに1~2杯程度の分量の中性洗剤を入れてしっかりと溶かします。
このとき、洗剤を入れすぎるとベタついてしまうので注意しましょう!

洗剤が溶かしたお湯のなかでぬいぐるみを優しく押し洗いしましょう。
汚れが気になるときは、20分ほどつけ置きしてもかまいません。

洗う前に、必ずぬいぐるみの洋服や付属品はすべて取り外しておきましょう!

すすぎは2回以上が目安

お湯を取り換えて、押し洗いのときと同じ要領ですすぎます。
少なくとも2回以上はすすいで、ぬいぐるみのなかに洗剤が残らないようにしっかりとすすぎましょう!

すすぎの最後に柔軟剤を入れて20分ほどつけ置きすると、よりフワフワに仕上がります!

脱水は30秒以内!「やりすぎ」に注意!

タオルで軽く水気をとったら、ぬいぐるみをタオルでくるんだ状態のままネットに入れて洗濯機で脱水します。

このとき脱水をしすぎないように注意しましょう!
脱水は、10秒ほどで十分です!

脱水をしすぎてしまうとぬいぐるみがぺしゃんこになったり、型崩れの原因になってしまいます。
脱水は長くても30秒以内にしておきましょう!

乾燥は陰干しで2~3日かけてじっくりと!

ぬいぐるみを干す

ぬいぐるみを洗うときに大変なのが「乾かす作業」です。
ぬいぐるみは中綿が入っているので分厚いものが多く、なかまで乾くのにとても時間がかかります。

2~3日以上かけて中綿の中心までしっかりと乾かしましょう!
しっかり乾いていないと、カビの原因になってしまいます!

また、直射日光は人間にもぬいぐるみにも天敵です。
日焼けして傷んでしまうので、必ず陰干しで乾かしましょう!

乾いたかどうか確認するには?

完全に乾いたかどうかは、ぬいぐるみをぎゅっと握ってチェックしてみましょう。
水気を感じたら、中まで完全に乾いていない証拠です!
根気強く乾かしましょう!

ぬいぐるみの洗濯は、洗濯物が乾きやすい春から夏にかけての時期がおすすめです!

干す前に、手でぬいぐるみの毛並みを整えてあげると乾いたあとにお手入れしやすくなります!また、毛足の長いぬいぐるみは干す前にドライヤーで毛並みを整えておきましょう!

ぬいぐるみを洗う頻度は「3ヶ月に1度」がベスト!普段のこまめなお手入れも忘れずに!

ぬいぐるみの手入れ

ぬいぐるみは洗わないままでいると、ほこりやハウスダストをため込んで健康に害を及ぼす可能性もあります。
そのため、できるだけこまめに洗ってあげるようにしましょう。

もちろん頻繁に洗ってあげられるに越したことはありませんが、優しい手洗いを毎回するのは大変ですよね。
手洗いの手間とぬいぐるみの汚れ具合を考えると、ぬいぐるみの洗濯は「3ヶ月に1度」がベストです!

1シーズンに一度のお手入れと思ったら、そう多い回数ではないですね。

ホコリはこまめに払ってあげましょう

ぬいぐるみを飾っているというご家庭のぬいぐるみたちにホコリはつきものです。
そのため、普段から表面のホコリ汚れをこまめに落としてあげましょう。

ブラシを使って軽くほこりを払ってあげたり、汚れが気になるところは中性洗剤を薄めてスポンジにつけ、軽くたたいておきましょう。

赤ちゃんも大好きなぬいぐるみだからこそ、普段からお手入れしてあげたいですね!

洗剤を使うときは、ぬいぐるみのなかに洗剤が浸み込む前にすばやくふき取るようにしましょう!

自宅で洗えないぬいぐるみはクリーニングへ!料金はぬいぐるみのサイズで決まる!

ぬいぐるみのサイズで決まる!

自宅で洗えないぬいぐるみや、ぬいぐるみの洗濯が面倒な場合はクリーニングでしっかり洗濯してもらいましょう!

ぬいぐるみの料金は、ぬいぐるみのサイズで決まるところがほとんどです。
サイズとはいわゆる「ぬいぐるみの身長」のことです。

S、M、Lなどサイズごとに料金が分けられているところや、●cmまでは○円、それ以降▲cmごとに+△円と設定されているところもあります。

30cm未満のぬいぐるみで、1,500~2,500円が相場になっています!

クリーニング店によっては、子供にも優しい天然石鹸を使ったクリーニングや手洗いをしてくれるところもあります。

また、修理や補修もできたり、防ダニ加工をつけられるところもあります。
やはりプロの洗濯は段違いですね!

ただ、ぬいぐるみのクリーニングを取り扱っていても、あまりに大きなぬいぐるみは取り扱っていない場合もあります。
そのため、詳しい料金もあわせて事前にクリーニング店に問い合わせておくと安心です!